2022.11.08
和傘についてご紹介します!
2022年11月5日(土)、本館2階のお座敷にて「和傘制作実演会」を開催いたしました。
和傘工房明兎(みんと) 田中富雄先生、山田ひろみ先生のお二人が実演しながら、観覧されたお客様に制作工程などをご紹介してくださりました。
金沢は、雨が多い地域です。
「弁当忘れても傘忘れるな!」という言葉が親しまれているほど、突然雨が降ることも…
そんな雨の多い土地ならではの傘についてご紹介します。
【和傘について】
今では珍しい和傘の職人さんがいるのも金沢の魅力です。
防水加工した和傘は竹や和紙でできており、植物油(荏油じんゆ)をひく事で透け感が出て香りや風合いが変わります。
作り方は「骨組み」・「和紙張り」・「色・漆塗り」「仕上げ」という4つに分けることができます。世界に一つだけの職人の手作りの逸品です。
【金沢で販売している和傘店】
・”金沢和傘”と唯一呼ばれる金沢で有名な「松田和傘店」さん
松田和傘店
〒921-8023 石川県金沢市千日町7−2
https://www.facebook.com/kanazawawagasamatsudawagasaten/
・今回実演していただいた「明兎」さん
和傘・水引工房 明兎
和傘・水引 工房 明兎(Studio minto) – 和傘のある風景を金沢に・・・ (wagasayaminto.com)
【金沢の置き傘プロジェクトとは?】
もう一つご紹介したいのは、金沢市の取り組みで「置き傘プロジェクト」というものです。
金沢の街に「自由に使えて、自由に返せる置き傘を」という、
忘れ物などの傘を再利用した、環境に優しいecoに繋がるプロジェクトです。
金沢 浅の川園遊会館でもこのプロジェクトに参加させていただいており、
雨が降った時にみなさんに無料の傘を貸出しております。
傘にはオリジナルロゴシールが貼ってあり、市内の同じプロジェクト参加している施設の専用傘立てに戻してもらえれば大丈夫です。
(置き傘プロジェクトのロゴマーク)
〈置き傘の利用〉
「eRe:kasa」専用傘を、次の表の施設や『まちバス』車内の専用傘立てに配置しています。
突然雨が降ってきた場合などにこの傘はご自由に使用していただけます。
全ての置き傘設置場所で、返却可能です。
【和傘を使って写真撮影できます!】
金沢 浅の川園遊会館では、明兎さんの和傘を常時展示させていただいております。
お天気がいい日はお庭で和傘と一緒に撮影することもできますよ!受付でお声掛けくださいね。
次回もお楽しみに!